「もっとスムーズに、速く自転車を漕ぎたい!」
そんな思いから、元トライアスロン選手の先生にペダルの使い方やビンディングの仕組みについて教わりました。
私はまだ普通の電動アシスト自転車に乗っていて、スポーツバイクは未経験ですが、「初心者でも今すぐできるコツ」もたくさんあったので、この記事でわかりやすくご紹介します。
自転車を速く漕ぐ人は、ペダルの使い方が違う!「踏む」だけじゃ速くならない?


ペダルって、下に踏むものだと思ってました…。



それだと力が一方向にしか伝わらないよ。
ペダルは“回す”意識が大事なんだ。
自転車を効率よく速く漕ぐためには、「踏む」だけでなくペダルを一周ぐるっと回すイメージがとても重要です。
- 前に押し出す
- 下に踏み込む
- 後ろに引く
- 上に引き上げる
このように、360度の動きすべてに力を加えることで、筋力をバランスよく使えて、ペダリング効率が大幅にアップします。
ビンディングとは?スキーのように「足とペダルを固定」する仕組み





ビンディングって全くわからないのですが、どういうものですか?



スキーと同じ! 靴とペダルをカチッと固定するんだよ。
ビンディングとは、専用のシューズとペダルを組み合わせて足とペダルを固定する仕組みです。
この固定によって、以下のようなメリットが得られます:
- 踏むだけでなく、引き上げる動きにも力を使える
- ペダルを“円”で回す感覚が身につく
- 脚全体の力を効率よく前に進む力へ変換できる
図解で見る!ビンディングペダルの仕組み


ビンディングペダル構造のポイント
- グレー部分:ビンディングペダル
- ブルー部分:ビンディングシューズ
- 赤い丸:靴底の「クリート」と呼ばれる固定パーツ
- オレンジ矢印:足を下ろして「ロック」、かかとを外にひねって「解除」
このように足とペダルが一体になることで、力が拡散せず、効率よく伝わるのです。
ビンディングで使える「全方向の力」とは?





ビンディングを使うと、踏む・引き上げるだけでなく、外に蹴ったり内側に引き込む動きも使えるよ。
このように、ビンディングがあると以下のような多方向の動きもペダルに伝えられます。
- 上下方向:踏み込む/引き上げる
- 左右方向:外に蹴る/内に引き込む
結果として、脚の力を余すことなく推進力に変えることができるのです。
普通の電動自転車ユーザーでもできる!今日からの改善ポイント





私はビンディング使ってないんですが… 意識するだけで何か変わりますか?



もちろん!まずは「回す」感覚を意識するだけでも、ペダリングがずっと楽になるよ。
▼ ビンディングがなくてもできること
- ペダルを“踏む”から“回す”へ意識を変える
- つま先だけでなく足裏全体でペダルを捉える
- 軽いギアでクルクル回す練習をする(ケイデンスを意識)
これらは電動自転車でもすぐに実践できるコツなので、今日から取り入れてみてください。
まとめ|「足とペダルを一体化」する意識がスピードアップのカギ


自転車を速く漕ぐために大切なのは、「力をたくさん出すこと」ではなく、いかに効率よく力を伝えるかです。
- ペダルを踏むだけでなく「回す」意識を持つ
- 力を逃がさず伝えるには、ビンディングが効果的
- 普段の電動自転車でも意識ひとつで走りが変わる
この意識を持つだけでも、走りがスムーズになり、疲れにくくなると実感しています。
まだビンディングに挑戦できなくても、まずは「回すペダリング」を意識して乗ってみることから始めてみませんか?
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